Kids Art workshop in Sapporo

(English version will come soon…)

現在札幌に里帰りをしております。姪っ子と娘の通う学童保育「ポンチセ ちいさなおうち」のお手伝いをしてます。

札幌に住む姉がこの学童保育の立ち上げに関わっておりまして、その縁で今回はポンチセアートワークショップ (Space intervention/interaction) となるものを一ヶ月という短い期間ですが行うことになりました。ポンチセは今年4月からスタートした新しい学童保育で札幌の中心街に近接した位置にあります。自然いっぱいのところでのびのびと過ごすのが理想ではありますが、都市の中では必ずしも実現されていません。

そこで、このワークショップでは室内に身近な自然物を取り入れることにより心地良いリラックスできる空間作りの提案をしました。子供達と一緒に空間を作る過程で、外に散歩に出て草木の自然の美しさや形の偶然さ、面白さを再確認し、それらを使って造形することにより、自然理解を深めたり、環境に関して考える機会を少しでも作れたらいいなあと願っております。

ポンチセのスペースは柱により大小二つの部屋に分かれてます。大きな部屋の壁一面はガラスグロックなので、それを水槽に見立てることにより、大きな部屋を海の部屋、小さな部屋を森の部屋という風にテーマを持たせることでイメージを広げやすくするとともに、空間の統一性を計ります。森の部屋では葉をスタンプ代わりに木を制作したり、外で拾ってきた枝を使ったモビールを飾ります。また、雑草を収穫し生け花もします。

スケジュール:

6月30日 活動内容の簡単な説明、海の部屋に使うガラス絵の具のお試し

7月5日 モビール用の枝と生け花用の雑草探し、生け花制作、写真撮影

7月6日 海の部屋制作1/3(海の生物を描く)

7月11日 海の部屋制作2/3(海の生物を描く)

7月14日 海の部屋制作3/3(海の生物を並べる~完成)、カナダで行ったアートプロジェクトのお話(外国における日本の食文化について)

7月19日 森制作

7月20日 モビール制作、写真撮影

Kids Art workshop in Sapporo – Ikebana

English will follow. 公園からの帰り道に雑草探し。なるべくいろんな種類、形や大きさの違うものを探そう、後で切ればよいのでなるべく長く茎の下のほうから取ろう、と伝える。花を生ける瓶から上に出てる草花が、どんな方向でもいいから、三角形の形になるように生けるとバランス良いんだってーと私がネットで検索したときに学んだ浅知恵も伝える。

拾った草花を全部床に広げ、好きな瓶を選んでもらう。

子供達は勢い良くぱぱっと迷わず決める。ステキな生け花になりました。本日の参加者は私も入れて6人でした。

秋になったら今度は秋の草花を使って生け花をしてみてほしいなーと思いました。

One afternoon, we made several stops to pick some weeds and wild flowers on our way back to Poncise (After School Care Program) from a park. I asked the kids to find and pick different kinds of beautiful plants, and to keep the stems long as we could cut them later if needed. I also told them a design trick to make a beautiful ikebana, which I learned by doing a quick internet search,  that is to form a triangular shape with the plants when put in a vase. We placed all the greens on floor. Everyone chose a vase. The kids are quick in making decisions. Everyone made beautiful ikebana. I wished that they would work on another ikebana when the fall arrives with the fall plants.

Kids Art workshop in Sapporo – Fish tank

English will follow. ガラスブロックの壁を水槽に見立てて、海の生物を飾ります。ダイソーで売ってるガラス絵の具というものを使いました。鉛筆で描いた下絵をクリアファイルに入れ、上から色塗り。乾燥に1~2日かかりますが、乾燥後は張り替え自由な半透明シールになります。シール同士がくっ付くと離れないのでやっかいです。その点さえ気を付ければ、とても楽しく使える絵の具です。みんなそれぞれ小さい魚を数個、また大きな魚の部分を担当して制作しました。水槽にはまだ魚の入るスペースもありますし、絵の具も残ってます。時間をかけてもう少し増やしてみて下さい。

We decorated the glass brick wall to make a big water tank for sea creatures. We used this cheap and practical paint called “glass paint” sold at Daiso ($1 store) . First we made pencil line drawing. It was placed in a clear plastic file then painted over with the paints. It takes about 1 to 2 days to dry but once it’s dry it becomes a translucent sticker.  Everyone made some small fish and also took part in making a big fish.  I wish they will create and add more fish as there are some space left.

Kids Art workshop in Sapporo – Birds in Forest

English will follow. 学校帰りに葉っぱを拾ってきてもらいました。大小様々な形が集まりました。それをスタンプにして、森をイメージした絵を制作。最初は青っぽい緑。その後黄色っぽい緑の二色を使用。みんなの作品をまとめて壁に貼るとステキな明るい空間が出来ました。そこに公園で拾った枝を使ってモビールも飾ります。ぶら下がってるのは、紙の鳥。この世にいない自分だけの鳥をデザインしてもらいました。

The kids picked some leaves on the way to Poncise after school. Many differet shapes of leaves were gathered. They were used as “stamp” to create an imagined forest. Two shades of greens were used, first a deeper green and then a yellowish green. Once all the forest was put together, it brightened up the space. There we hanged a mobile built with the branches collected in a park a few weeks ago and some colored paper birds. Each bird was designed originally by each kid.


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